松山市選挙管理委員会は２２日、台風２１号による荒天で島しょ部から投票箱を送致できないとして同日予定していた衆院選１、２両区や県議補選などの開票期日を２３日に変更した。市選管によると、開票日の期日が変わるのは少なくともこの３０年で初めて。
　投票箱が回収できないのは興居島地区の全４投票区（当日有権者数計１１５１人）と中島地区の全１７投票区（３７０３人）。
　２３日朝に両地区から投票箱の送致ができれば、早ければ衆院１区は午前９時半ごろ、２区は同１１時ごろからアイテムえひめ（大可賀２丁目）で開票を行う予定。
　八幡浜市選管も２２日、衆院選などの開票を２３日以降に延期することを決めた。離島の大島から船で投票箱を送致できないため。２３日以降で投票箱が届き次第開票作業を行う予定。
　同市選管は台風の影響を考慮し大島の投票終了時刻を１時間半繰り上げ午後４時にしていた。